お墓を建てたいけれども・・・
「子どもたちは秋田を離れて暮らしていて、
私の後には誰も後継者がいない」
「知らない土地よりも、生まれ育った秋田の地で眠りたい」
「費用の面で心配があって、お墓を建てられない」
「お墓を建てても、誰もお墓参りしてくれないかもしれない」
昨今、少子高齢化、核家族化といった問題をよく耳にします。そして秋田県は全国第一位のスピードで人口減少が進んでおります。
当寺でも、檀信徒のみなさまより「後継者がいないので、新しくお墓を建てるべきか迷っている」「私が入るお墓がないので、とても心配だ」などといった声を聞くことが少なくありません。旧来の「家族」制度が崩れ、今や「個人」の時代となりつつあります。今までは家族単位で考えられてきた「お墓」もまた変化を求められているのかもしれません。